グラウンドゴルフ(グランドゴルフ)大会 主催者向け準備リストと必要な道具|ぐらごる用具ナビ

グラウンドゴルフ(グランドゴルフ)大会に必要な道具は?主催者向け準備リストと数量の考え方【2026年】

みなさん、こんにちは。ぐらごる王子です。

グラウンドゴルフ大会・交流会の主催者が用意するものは、コースを設営する用具(ホールポスト・スタートマットなど)だけではありません。受付・記録・集計に使う備品もあわせて必要です。会場によっては備え付けの用具を利用できることもあるため、用具の有無と利用条件をまず確認してください。参加者のクラブ・ボールも、「各自持参が基本の大会」と「貸出を用意する体験会」で準備の仕方が変わります。この記事では、主催者が何を・どれくらい用意すればよいかを、用具の種類ごとの数量の考え方にそって整理します。

準備前に確認する条件

用具をそろえる前に、次の点を確認しておくと、必要な数量が見えてきます。

  • 専用コースを使うか、広場や公園などにコースを設営するか
  • 会場に備え付けの用具(ホールポスト・スタートマットなど)があるか
  • 同時に何コース(何ホール分)使うか
  • 参加人数・組数・組の交代があるか
  • 参加者のクラブ・ボールは持参か、主催者が貸出を用意するか
  • 団体で保有している用具があるか、地域の貸出制度を利用できるか

主催者向けの準備一覧

すべてが必須というわけではありません。それぞれ「必要になる条件」を確認してください。

A:コース設営・競技に使う用具

用具 用途 必要になる条件
ホールポスト ボールを入れる目標物 会場に常設がない場合、コースを新たに設営する場合
スタートマット 1打目を打つ位置に置く台 会場に常設がない場合、コースを新たに設営する場合
ホール番号の表示 どのホールかを示す 旗に番号が入っているか、スタート側にも番号表示が要るかを確認する。2コース以上なら、コース名・色分けなどで区別する工夫もおすすめ(編集部の提案)
巻尺・測定器具 ホール間の距離・位置を確認する 広場などにコースを新設する場合。常設コースでは不要なことが多い

ホールポスト・スタートマットの規格や選び方は、ホールポスト・スタートマットの記事で詳しく解説しています。

B:受付・記録・集計・案内の備品

用具・備品 用途 必要になる条件
参加者名簿 受付確認・組分けの基礎資料 事前申込・当日受付など、参加者を把握する方法に応じて準備する
組み合わせ表 誰がどの組・どのコースで回るかの案内 複数組・複数コースで進行する場合
スコアカード 打数の記録 個人用・組用、1枚に記録できるラウンド数によって必要枚数が変わる(詳しくは次章)
筆記具 スコアカードへの記入 記録担当者用に加え、受付・集計用、予備も考えておく
下敷き・クリップボード 屋外でスコアカードに記入しやすくする 屋外で記入する場合、必要に応じて
掲示物(進行表・順位表など) 進行状況・結果の案内 組み合わせ・進行・結果を掲示して案内する場合
集計用の道具(電卓・集計表など) 順位の集計 手集計を行う場合

C:会場や運営方法に応じて用意するもの

用具・備品 用途 必要になる条件
机・椅子 受付・本部の設営 会場に備え付けがない場合
拡声器 開会式・注意事項の案内 屋外・広い会場で声が届きにくい場合
区画表示(ロープ・コーンなど) コースの境界や動線の案内 広場など、コースの境目が分かりにくい会場の場合
貸出用クラブ・ボール 未経験者・持参しない参加者用 体験会など、貸出を前提とする場合
補修・交換用の部品 用具の破損時の対応 団体で用具を保有し、繰り返し使用する場合

参加者に持参してもらうものを案内するときは、大会・練習会の持ち物チェックリストも参考になります。

D:表彰・参加特典に関するもの

賞状・入賞賞品・参加賞は、表彰を行うから必ず両方そろえるものではありません。どのような表彰・参加特典を設けるかに応じて、必要なものを組み合わせて準備してください。表彰を行わない交流会でも、参加賞のみ配る場合があります。

必要数量の考え方

用具の種類によって、数量を決める基準が異なります。まとめて「参加人数」で計算せず、それぞれの基準で考えてください。

ホールポスト・スタートマット:同時に設営するホール数が基準

参加者が増えても、同じホール数のコースを組数だけ回す運営であれば、コース用具の数は変わりません。同じコースを2ラウンド・3ラウンドと繰り返し使う場合も、ラウンド数の倍数だけ用具が必要になるわけではありません。

設営内容 ホールポスト(本使用分) スタートマット(本使用分)
8ホール×1コース 8台 8枚
8ホール×2コース 16台 16枚

上記は本使用分のみで、破損時の予備や、旗・ホールNo.シールなどの付属品は別に考えます。付属品はセットに含まれていることが多く、二重に用意しないよう確認してください。

「参加者を2グループに分け、時間差で1コースを使い回せば、コースは1つで済む」という運営方法もありますが、これは会場面積や進行時間を踏まえて検討する、比較表とは別の条件です。当日の待ち時間が長くなりやすい点もあわせて検討してください。

スコアカード:記録対象の人数・組数とラウンド数が基準

参加者数(または組数)に加えて、1枚の用紙に何ラウンド分を記録できるかで必要枚数が変わります。次は、用紙の仕様を仮定した記事用の計算例です(特定の商品や配布PDFの仕様ではありません)。

例:参加者30人・6人ずつ5組・3ラウンドで行う場合

用紙の仕様(仮定) 必要枚数の考え方
個人用、1枚に3ラウンド分を記録 30人分=30枚+予備
組用、1枚に6人×3ラウンド分を記録 5組分=5枚+予備
組用、1枚に6人×1ラウンド分のみを記録 5組×3ラウンド=15枚+予備

組のメンバーを途中で入れ替える場合や、欠席・追加参加が生じた場合は、必要枚数が変わることがあります。当日の変更に備えて、予備を少数用意しておくと安心です。

筆記具:記録担当者数と受付・集計分が基準

参加者自身が記入するか、記録担当者が記入するかで必要数が変わります。受付・集計で使う分と、書けなくなった場合の予備もあわせて考えてください。

貸出用クラブ・ボール:同時使用人数が基準

持参しない参加者のうち、同時に貸出を必要とする人数から数量を決めます。参加者の一部だけが貸出を必要とする体験会と、全員分を貸し出す運営とでは、必要数が大きく変わります。

参加賞・賞状・入賞賞品:配布対象・表彰対象の数が基準

参加賞は配布対象人数、賞状・入賞賞品は表彰対象の順位・組数から数量を決めます。前述のとおり、表彰の内容に応じて必要なものは変わります。

組数・使用コース数の考え方

組数は、1組の人数を決めれば参加人数から計算できます(例:30人を6人ずつに分ければ5組)。使用コース数は、会場の広さや進行時間など、組数とは別の条件から検討してください。1組の人数は大会によって異なるため、その大会の進行方針にあわせて決めてください。

購入前に、会場・保有品・貸出品を確認する

用具を新たに購入する前に、次の順番で確認すると、余計な出費を避けられます。

  1. 会場の備え付け用具と使用条件:専用コースや公共施設には、ホールポスト・スタートマットが常設されていることがあります。使用可否や利用条件を会場に確認してください。
  2. 団体が保有する用具の数・状態・付属品:自治会・サークルですでに用具を保有している場合は、本数・破損の有無・付属品(旗など)がそろっているかを点検します。
  3. 地域の貸出制度と予約条件:自治体やコースによっては、団体向けの貸出制度があります。対象者・料金・予約方法は自治体・施設ごとに異なるため、必ず個別に確認してください。貸出の種類は用具のレンタルはある?の記事でも紹介しています。イベント用品のレンタル業者に、ホールポスト・スタートマット一式をまとめて依頼する方法もあります。
  4. 不足する用具・交換部品の購入:上記で確認してもなお不足する分だけを、必要数を絞って購入します。

用具を手配するときの確認ポイント

  • セットの内訳:旗・ホールNo.シールなどが本体に含まれるか別売りかを確認し、二重購入を避けます。ニチヨー公式サイトの「グラウンドゴルフスタートセット(G-SS2/G-SS3)」は、ホールポスト8台・スタートマット8枚・旗8枚(1〜8)・ホールNo.シールがセットで、旗やポールの種類を選べる仕様になっています(2026年9月確認)。注文時は構成をよく確認してください。
  • 販売単位:1個単位、1ホール分(ポスト1台+マット1枚)、1コース分(8台・8枚セット)など、単位がメーカー・商品で異なります。
  • 交換部品:鈴やポールなどの交換部品は、本体のメーカー・品番に対応するものを確認してから注文してください。
  • 運搬・保管:専用バッグの有無や収納サイズを確認しておくと、当日の運搬・保管がスムーズです。
  • 大会での使用条件:その大会の要項に従います。公認・認定の制度は公認用具とは?の記事で解説しています。
  • 事前点検:鈴が鳴るか、破損がないかなど、不具合の有無を使用前に確認します。

価格を確認する際は、メーカー掲載の定価(税込)と、実売価格・送料込みの金額を区別してください。参考として、ニチヨー公式サイトでは、標準タイプのスタートマット「G080E」が定価3,025円(税込・本体価格2,750円)、大型タイプ「G087」が定価6,050円(税込・本体価格5,500円)と案内されていました(2026年9月確認)。

準備チェックリスト

  • □ 会場の常設用具の有無・使用条件を確認した
  • □ 団体保有の用具の本数・状態・付属品を点検した
  • □ 地域の貸出制度・レンタル業者を確認した
  • □ 設営するホール数・コース数から、ホールポスト・スタートマットの必要数を決めた
  • □ スコアカードの様式(個人用・組用)とラウンド数から、必要枚数(予備を含む)を決めた
  • □ 貸出用クラブ・ボールの要否と同時使用人数を決めた
  • □ 表彰・参加特典の内容と、必要な賞状・賞品・参加賞の数を決めた
  • □ 運搬・設営の担当者を決めた
  • □ 借用品がある場合、返却方法・期限を確認した
  • □ 大会で使用する用具が要項の条件を満たしているか確認した

よくある質問

Q. 大会を開くには用具一式を購入する必要がありますか?

必ずしも必要ではありません。専用コースを借りる場合は常設のホールポスト・スタートマットを使えることがあります。団体の保有品や地域の貸出制度を確認したうえで、不足分だけを準備する流れがおすすめです。

Q. 3ラウンドなら3コース分の用具が必要ですか?

必要とは限りません。同じコースを繰り返し使う運営であれば、ホールポスト・スタートマットの数はラウンド数に比例して増えません。何コースを同時に設けるかで数量を考えてください。

Q. 参加者のクラブ・ボールも主催者が用意しますか?

大会・体験会によって方針が異なります。各自持参が基本の大会もあれば、初心者向けに貸出クラブ・ボールを用意する体験会もあります。案内文で参加者に明示しておくとスムーズです。

Q. スコアカードは何枚準備すればよいですか?

参加者数(または組数)に加えて、1枚の用紙に何ラウンド分を記録できるかで必要枚数が変わります。個人用・組用のどちらを使うか、当日の変更に備えた予備をどれだけ用意するかもあわせて検討してください。

まとめ

大会・交流会の主催者が用意する道具は、コース設営に使う用具と、受付・記録・集計の備品に分かれます。必要数は、用具ごとに基準が異なります。ホールポスト・スタートマットは同時に設けるホール数、スコアカードは記録対象の人数・組数とラウンド数、筆記具は記録担当者数と受付・集計分、貸出用具は同時使用人数、参加賞・賞状・賞品は配布・表彰対象の数から考えてください。購入する前に、会場の常設設備・団体の保有品・地域の貸出制度を確認し、不足する分だけをそろえれば、無理のない準備ができます。

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監修・執筆

ぐらごる王子(山根颯太)

ぐらごる王子

ぐらごる用具ナビ編集長 / ぐらごるマガジン編集長 / ぐらごるTV 運営者 / WMG2027関西とっとり応援サポーター / (公社)日本グラウンド・ゴルフ協会3級普及指導員

ベストスコア7 / ダイヤモンド賞受賞1回 / 大会優勝2回

グラウンド・ゴルフの魅力を発信する総再生数70万超えのYouTubeチャンネル「ぐらごるTV」をはじめ、大会、専用アプリの運営を行う。岡山リベッツ、香川オリーブガイナーズなど地域スポーツチームと共同でグラウンド・ゴルフ大会を開催するなど、グラウンド・ゴルフを活用した地域貢献を目指す。

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