グラウンドゴルフ(グランドゴルフ)の芝用ボール 低反発・高反発比較|ぐらごる用具ナビ

グラウンドゴルフ(グランドゴルフ)の芝用ボールの選び方|低反発・高反発の違いと比較

みなさん、こんにちは。ぐらごる王子です。

芝のコースでプレーしていると、「今のボールでは距離感が合わせにくい」「転がりすぎる、または伸びない」と感じることがあります。グラウンドゴルフ(グランドゴルフ)のボールには、メーカーが「低反発」「高反発」などの言葉で特徴を説明している商品があり、対応するコースや使用環境を案内している商品もあります。この記事では、芝のコースで使うボールを選ぶときに確認したいポイントを、メーカー公式情報にもとづいて整理します。

※本記事は2026年9月22日に、各メーカーの公式サイト・公式ショップで確認した内容をもとに構成しています。価格・在庫状況は変わることがあるため、購入前に公式ページでご確認ください。

芝用のグラウンドゴルフボールはどう選ぶ?

グラウンドゴルフ(グランドゴルフ)のボールの規格や公認ボールの基本、重さによる使い分けは、既存記事「グラウンドゴルフ(グランドゴルフ)のボール選び方|種類・公認ボール・コース別の違いを解説」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

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この記事では、その中でも「芝のコースで使うボール」に絞り、メーカーが案内している特徴や対応環境を比較します。選ぶときに押さえておきたいのは、次の2点です。

  • メーカーが案内している対応コース・使用環境を確認する。天然芝向けと案内している商品、人工芝や土のグラウンド向けと案内している商品、複数の環境に対応すると案内している商品があります。
  • 自分が使うコースの状態を確認する。同じ「芝コース」でも、天然芝か人工芝か、芝の長さや密度、乾いているか湿っているか、地面の硬さによって、ボールの転がり方は変わります。

早めに候補を絞りたい方向けに、メーカーの案内にもとづく整理を次の章の後にまとめています。優劣を順位づけするものではなく、使用環境の案内で候補を絞り込むための整理です。

低反発・高反発は何が違う?

「低反発」「高反発」は、複数のメーカーが商品説明で使っている言葉ですが、業界共通の測定基準や数値があるかどうかは、今回確認した公式ページの範囲では分かりませんでした。メーカーごとに次のように説明しています。

  • ニチヨー「低反発ボール G60」:商品名に「低反発ボール」と明記し、「転がりの早いコートで威力を発揮」と案内しています。
  • ニチヨー「ダイヤクロスボール GG20」:「超反発!」と案内しています。
  • ハタチ「ウィン4」:「ボールの反発を抑制し、狙った場所へ」と案内しています(「低反発」という言葉そのものは商品ページに使われていません)。
  • ハタチ「エアロボール」:コア部分に「反発力の高い新樹脂」を使用していると案内しています。

この記事で伝えたいのは、次の点です。

  • 各メーカーが商品ごとに示している特徴を、そのまま読むこと。
  • 商品説明の反発表記だけで、異なるメーカー間の「どれだけ転がるか」を数値的に比較することはできないこと。
  • ボールの反発特性と、コース上で実際に転がる距離は同じではないこと。転がる距離は、芝の長さ・密度・湿り具合、地面の硬さ、スイングの力加減にも左右されます。
  • メーカーの宣伝文句を、編集部が検証した事実であるかのように書き換えないこと。この記事の比較は、あくまでメーカーの商品説明にもとづくものです。

「芝なら必ず高反発が合う」「低反発なら必ず手前で止まる」と言い切れるものではありません。メーカーの案内と、自分がプレーするコースの状態を照らし合わせて判断してください。

芝のコースで比較したいボール

メーカー公式サイト・公式ショップで情報を確認できた5製品を比較します。実際に打ち比べた結果ではなく、各社の公式ページに書かれている内容の比較です。価格は、各商品の公式ショップに2026年9月22日時点で表示されていた税込の販売価格です。

メーカーの案内にもとづくと、次のように候補を整理できます(優劣の順位ではありません)。

  • 天然芝向けと明示された商品を探す場合:超芝ボール GG71。ただし、メーカーサイトに「在庫限り」の表示があります。
  • 天然芝・人工芝・土のいずれでも使う候補を探す場合:ダイヤクロスボール GG20。
  • 人工芝や土の、転がりの速いコース向けを探す場合:低反発ボール G60。

ハタチの「エアロボール」「ウィン4」は、対応コースの記載を確認できなかったため、芝用のおすすめとしてではなく、反発の表現を比較する参考商品として紹介します。

商品名(メーカー) メーカーが示す特徴(反発の表現) 使用環境の案内(メーカー記載) 価格(公式ショップ表示・税込)
超芝ボール GG71(ニチヨー) 反発の数値・分類表記なし(「天然芝にも負けずよく転がる」) 天然芝コース向け ¥1,200
低反発ボール G60(ニチヨー) 低反発ボール(商品名に明記) 人工芝・土のグラウンド向け(天然芝の記載なし) ¥1,000
ダイヤクロスボール GG20(ニチヨー) 超反発 天然芝・人工芝・土のコースいずれも対応と案内 ¥1,800
エアロボール BH3861(ハタチ) コアに「反発力の高い新樹脂」を使用 記載なし(参考商品) ¥1,870
ウィン4 BH3433(ハタチ) 「反発を抑制し、狙った場所へ」 記載なし(参考商品) ¥1,650

超芝ボール GG71:直径約60mm・重量約94g、(公社)日本グラウンド・ゴルフ協会認定品です。材質は、メーカーサイト(nichiyo.co)では「特殊弾性樹脂」、公式ショップ(nichiyojp.myshopify.com)では「熱可塑性樹脂」と、ページによって表記が異なっていました。どちらかが誤記かは分からなかったため、両方の表記をそのまま紹介します。価格は、公式ショップの表示が税込1,200円、メーカーサイトの表示が税込1,320円(本体1,200円)でした。メーカーサイトには「※在庫限り」の表示があります。継続して生産・販売される商品かどうかは、この記事の時点では確認できていません。

低反発ボール G60:直径約60mm・重量約90g、材質はエラストマー樹脂、(公社)日本グラウンド・ゴルフ協会認定品です。メーカーの案内は「人工芝や土のグラウンド向け」で、天然芝コースとしての案内はありません。

ダイヤクロスボール GG20:直径約60mm・重量約94g、材質は熱可塑性樹脂、(公社)日本グラウンド・ゴルフ協会認定品です。天然芝・人工芝・土のいずれのコースにも対応するとメーカーが案内している、オールラウンド向けの商品です。公式ショップの価格は税込1,800円、メーカーサイトの価格は税込1,980円(本体1,800円)でした。

エアロボール BH3861:HATACHI公式ストア(楽天市場店)の表示では、重量約94g・直径約6cm、(公社)日本グラウンド・ゴルフ協会認定品となっています。材質については、確認した公式ページに具体的な記載が見当たりませんでした。対応コースの記載も確認できなかったため、天然芝や特定の環境向けの商品として紹介するのではなく、反発表現の参考として掲載しています。

ウィン4 BH3433:直径約6cm・重量約94g、材質は特殊合成樹脂、(公社)日本グラウンド・ゴルフ協会認定品です。こちらも対応コースの記載は確認できませんでした。

取り消し線が付いた価格表示について、これを「定価」や「メーカー希望小売価格」と呼べる記載は確認できなかったため、この記事ではそのようには表記していません。また、上記の価格には送料は含まれておらず、送料は別途加算されます。

自分に合うボールを選ぶための確認ポイント

ボールを選ぶ前に、次の2点を整理しておくと、メーカーの案内と照らし合わせやすくなります。

  • 普段プレーするコースの状態:天然芝か人工芝か、芝の長さや密度、乾いているか湿っているか、地面の硬さ。
  • 今のボールで困っていること:距離が伸びすぎる、逆に伸びない、狙った場所で止まりにくい、方向がぶれやすい、など。

実際に試し打ちできる場合は、編集部からの提案として、次のような方法があります。練習時に、施設の利用ルールに従って行ってください。

  • 同じ日・同じコースで、比較したいボールを数球ずつ打ち比べる。
  • できるだけ同じ強さ・同じ打ち方で打つなど、プレー条件をそろえる。
  • 1球だけで判断せず、複数球の傾向を見る。
  • 大会に出る予定がある場合は、公認ボールかどうかもあわせて確認する。

ボールを替えることで、必ずホールインワンやスコアが改善するとは限りません。距離感や転がり方の感触が自分に合っているかどうかを基準に選ぶことをおすすめします。

ボールの選び方をぐらごるTVでも紹介

ぐらごるTVでは、重いボールと軽いボールの使い分けも紹介しています。この動画は「重さ」による使い分けがテーマで、この記事で扱った低反発・高反発とは別の切り口です。重い・軽いと、低反発・高反発は同じ分類ではありませんが、ボール選びを考える際の参考としてご覧ください。

【まっすぐ飛ばす】「重いボールと軽いボールの使い分け」できていますか?【グラウンドゴルフ】【グランドゴルフ】

動画はこちらからも視聴できます:【まっすぐ飛ばす】「重いボールと軽いボールの使い分け」できていますか?【グラウンドゴルフ】【グランドゴルフ】(ぐらごるTV)

よくある質問

Q. 芝用と土用は必ず使い分けるべきですか?

必ずではありません。今回確認した範囲でも、天然芝向け・人工芝や土向けと使用環境を案内している商品がある一方、天然芝・人工芝・土のいずれにも対応するとして案内している商品もあります。自分がプレーするコースの環境と、メーカーの案内を照らし合わせて選んでください。

Q. 低反発ならオーバーしにくくなりますか?

反発を抑える方向性の商品として案内されているものはありますが、オーバーしなくなるとは限りません。実際にどれだけ転がるかは、芝の長さや密度、湿り具合、地面の硬さ、打つ力加減によっても変わります。

Q. 今のボールと違うものを試すときは、何を見ればよいですか?

まずはメーカーが案内している対応コース・使用環境が、自分のコースの状態と合っているかを確認してください。練習時に施設の利用ルールに従って試し打ちできる場合は、同じコース・同じような条件で数球ずつ打ち比べると、違いをつかみやすくなります。

まとめ

芝のコースで使うボールを選ぶときは、「低反発」「高反発」という言葉だけで判断せず、メーカーが案内している対応コース・使用環境と、自分がプレーするコースの状態を照らし合わせることが大切です。天然芝向けと案内する商品、人工芝や土向けと案内する商品、複数の環境に対応するとして案内する商品があり、メーカーによって表現も異なります。気になるボールが見つかったら、公式ページの最新情報と価格・在庫を確認してから検討してみてください。

参考資料


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監修・執筆

ぐらごる王子(山根颯太)

ぐらごる王子

ぐらごる用具ナビ編集長 / ぐらごるマガジン編集長 / ぐらごるTV 運営者 / WMG2027関西とっとり応援サポーター / (公社)日本グラウンド・ゴルフ協会3級普及指導員

ベストスコア7 / ダイヤモンド賞受賞1回 / 大会優勝2回

グラウンド・ゴルフの魅力を発信する総再生数70万超えのYouTubeチャンネル「ぐらごるTV(グラゴルてぃーびー)」をはじめ、大会、専用アプリの運営を行う。岡山リベッツ、香川オリーブガイナーズなど地域スポーツチームと共同でグラウンド・ゴルフ大会を開催するなど、グラウンド・ゴルフを活用した地域貢献を目指す。

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